「ロココ」の店名の由来。「ロココ」を逆さに読むと「こころ(心)」。「こころ(心)」に届くパンを作りたい。そんな思いから生まれました。 | |
いつでも店舗での焼きたてをそのままご提供。私たち作り手の「こころ」が届くように想いをこめて焼き上げています。 |
ロココのこだわり
パンの作り方として知られている発酵時間は、1次発行で30分から1時間がごく一般的ですが、当店のパンは平均12~18時間と何倍もの時間をかけて発酵させます。
発酵時間は、季節やその日の気温・湿度などで大きく変わるため、その都度「職人のカン」で見極めています。
左が発酵前、右が発酵後です。
ロココのパンは焼く際にもさらに膨らみますので、完全に発酵させてしまうと「オーブンスプリング」によって、中がスカスカのパンになってしまいます。
そのタイミングを見極める「職人のカン」は、何度も試行錯誤を繰り返して身につけた当店ならではです。
音楽
皆さんはどんな時に音楽を聴きますか?
・リラックスしたい時
・気分転換をしたい時
・盛り上げたい時
などなど、人によっていろんなシーンがあると思います。
また、「胎教」などは広く言われるように、妊娠中に音楽を聴いたり、赤ちゃんに話しかけたりするなど、胎児にとって心地よい状態を作ってあげることです。
実はこれが、パン作りにも深いかかわりがあるのです。
酵母と音楽
お酒やワインの製造の過程で「発酵」があるのは広く知られています。
それぞれの発酵には酵母の働きが不可欠です。
パンを作るときも酵母の仲間である「酵母菌」を使います。「酵母菌」はパンを膨らませるために必要です。
酵母は生き物です。音楽を聴いて気分を盛り上げたり、落ち着かせたりする人間と同じように、音楽を聴かせてやることで「発酵」が促進されます。
ロココでは、パンの発酵時間にモーツァルトを流しています。
これにより発酵が促進され、どっしりとしたパンができます。